鯉渕大輔著の注文住宅

建売住宅のデメリット

いつも当サイトをご覧いただきありがとうございます。管理人の鯉渕大輔です。今回は建売住宅のデメリットについて学んでいきましょう

家を買う時には、まず建売住宅にするのか、それとも注文住宅にするのかを決めなければいけません。双方に良い点と悪い点があるわけですが、建売住宅と注文住宅のそれぞれのメリットとデメリットを並べた上で、自分にとってどうしても受け入れることのできないデメリットを整理し、その数が少ない方に決定するというのが、合理的で後悔のない決定方法の1つです。以下に、建売住宅のデメリットを、後々問題になりそうなものから順に挙げていきます。

1.自分で間取りを自由に決められません。

2.建築前の土地の状況を自分の目で確認できません。つまり、盛り土(もりど)や切り土(きりど)の様子、水はけなどを事前に自らの目で確認しておくことができません。ただし、整地や建築が始まる前にその土地を見つけていた場合は別です。

3.建築工法(木造在来工法や2×4など)を自分で決められません。

4.建築材料(床材や外壁など)を自分で決められません。

5.建築行程や作業の様子を自分でチェックすることができません。
特に1番の間取りでは、建売住宅の場合、どうしても万人受けのする無難な間取りになりがちですから、縁側が欲しいとかアーチ式階段にしたいとかいう個人のこだわりは捨てなければいけません。また2番では、問題のある土地の場合、その問題が上手に隠されてしまう危険性があります。4番の建築材料も希望のランクより安物が使われていることがあり、妥協を要します。